1チップ PIC IDer

10GHz帯ビーコンのID送出部分です。ココにある原典とそのプログラムを元にJARL登録ビーコン局の
条件に合わせプログラムを変更しました。具体的な変更点は、以下の3点です。

 ・対応PICを秋月で安価に手に入る12C509Aに変更
 ・IDの送出内容をVVV DE コールサイン3回の繰り返しにする(送出速度:約30文字/分)
 ・AFトーン出力周波数を4段階から選択可能にする

動作に必要な実装回路は原典にある通りの回路のままで、うまく組み上げれば超小型化が可能です。
2番ピンからのトーン出力はクリスタルイヤホンを十分鳴らすことのできる出力レベルが得られます。
なお、このトーン出力以外にも3番ピンからキーイングのオン、オフを電圧レベルで取り出すことも
可能です。
トーンの出力周波数設定は原典プログラムロジックの流用ですが、出力を実際にオーディオ用スペ
アナソフトのWaveSpectraで測定をしてみると記載されている周波数より若干高めでした。
これは原典で使用している12C508と今回使用している12C509Aの内蔵RCオシレータに若干の違いが
あるからかも知れません。

お知らせ(2003/3/27):(終了しました)
PICへの書き込み環境がない方のために、以下の条件にて書き込み作業を代行します。

・書き込むプログラムはこのIDerプログラムに限ります。
・プログラム内のコールサイン部分はご依頼に応じて変更しこちらでアセンブルします。
・書き込むPICは原則としてご依頼者での準備で最大2個までとします。
 (PICが入手困難な方はご相談ください。)
・書き込みに関わる送料等実費はご依頼者の負担とします。(書き込み作業自体は無償です。)

詳細はこちらよりメールにてご連絡ください。
外観
実装回路図
PICプログラムリスト(原典著者の承認済み)


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