GigaSt用外部ミキサユニット

簡易スペアナGigaStで10GHzを見るための外部ミキサユニットです。
原理はBSアンテナについているコンバータ(LNB)を改造してコンバータの局発10.680GHzとの逆ヘテロ
ダイン波をGigaStで観測しようというものです。詳細はJN1AYV局のHPをご覧ください。
当局はコンバータに少し手を加えてGigaStの外部ユニットらしくまとめてみました。
問題になるのがコンバータへの入力部分です。今回使用したTDKのコンバータは入力部分が導波管になっ
ていて、その先にヘリカルが取り付けられたトランスジューサになっています。
当局はこのヘリカル部分を金ノコで切り落とし、ヘリカルの取り付け穴を少し広げ、SMAコネクタのネジ
穴加工をてそのままSMAコネクタを取り付けました。トランスジューサ内のモノポールは本来的にはきちん
と波長に合わせた長さにすべきですが、大電力を通すことはないということで割り切ってSMAコネクタの
中心導体にそれなりの長さがあったのでこれをそのまま利用しています。
またコンバータへの電源供給についてはコンバータ自身の改造が困難なため、マキ電機のG5Yリレー基板
を流用してチップコンとチップフェライトを用いて外部電源重畳回路を組んであります。
今後は基準発振源を元にコンバータの局発の周波数を割り出し、校正をしようと思っています。
本体外観
内部
コンバータ入力部拡大


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