TDK TA383 BSアンテナ改 5.6GHz パラボラアンテナ

TDKのBSアンテナを5.6GHzとかのパラボラアンテナに改造するというのは特に珍しいことではない
のですが、今回は既存の部品をできるだけ流用してローコストに(いつもこればかり)改造する
かという点に重点を置いて改造してみました。
まず問題になる同軸管を支持する金具なのですが、ホームセンターを物色していたところ12.7ミリ
径(10Aという規格らしい)の冷媒管(銅管)と日曜大工などでタオル掛けなんかを作るときに使う
内径13ミリのクロームソケットから既存のアンテナ取り付け金具を利用してうまいこと作ることに
成功しました。
次に同軸管そのものの両端は同じくホームセンターで見つけた(株)モリギンという会社から発売
されているR-19 真鍮特殊キャップ座金というものを半田付けし内部にセミリジットケーブルを通
して製作しました。
詳しくは写真を見て頂けると分かりますが結構うまいことできたと思います。お皿は無加工です。
既存の取付金具が結構ぶ厚いスチール製なので、この穴あけ加工が一番苦労するかと思いますが
これさえ終わればあとの工作は比較的楽チンです。
改造費用はなんと!!たったの745円(同軸、コネクタ別)でした。銅管はまだ相当余ってます。
2/1には1エリアロールコールに参加し、無事チェックインすることができました。
クロームソケットの加工(同軸管を固定するためにネジを切ってある)
既存取り付け金具の加工(クロームソケットを取り付けるために3箇所ネジを切ってある)
既存取り付け金具にクロームソケットを取り付けたところ(クロームソケットは2個抱き合わせて使う)
同軸管(見にくいけど両側に真鍮特殊キャップ座金が半田付けしてある)
真鍮特殊キャップ座金アップ
完成写真(表側、ホーンはマキ電機製)
完成写真(裏側、相変わらずイレクターなマストへのマウント)


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